オフィス風水
風水を取り入れたオフィスづくり「オフィス環境科学®」
2009年6月30日(火)、日経産業新聞の紙面上において、職場環境を改善し、生産性の上がる職場づくりをサポートする企業を紹介する特集が実施された。
今回、同企画内にて紹介された千葉県のオフィスプランニング会社(株)セキネに訪問した。
同社は風水を取り入れたオフィスプランニングを提供する会社である。同社自身、風水を取り入れたオフィスづくりを採用し、大きな赤字経営から脱却。わずかな期間で黒字体質の会社へと変身を遂げた。
今回は代表取締役の関根洋一氏の話をうかがった が、「風水」の一般的なイメージとは違い、科学的根拠に基づいた論理的・効率的な考え方に驚かされた。
会社の体質改善はオフィス環境改善から
JR千葉駅よりバスで5分(バス停から0分!)、2007年10月に新設されたオフィスビル「Qiball(きぼーる)」内(2F)に同社はある。
招待客を招くウェルカムボードに向かい入れられ、ドアをくぐると、観葉植物や絵画などの多さ、随所に使われている間接照明、そしてほのかな香りに気づく。入った印象はオフィスというよりカフェのような感じだ。関根社長いわく「森に入った時のような雰囲気」をイメージしているとのこと。
現社長の関根洋一氏が代表取締役に就任する少し前、大赤字を出してしまった同社のオフィスは、一般的なオフィスと変わらず、書類や不必要なものが詰まれており、美観や居心地という点では決して良いといえるものではなかったという。実際、社内コミュニケーションも円滑にとれているといえる状況ではなかったそうだ。そんな状況を見直し、事業立て直しの立役者となったのが現社長である。
まず手始めに"いつか使うかも"ととっておいた周りの不必要なものを捨てる作業からはじめ、オフィス環境改革に着手。わずか1年後には黒字化させた。現在でも定期的に「環境整備」を習慣づけ、従業員の「環境整備」を社長がチェックし、点数をつけ、ボーナスに反映させているという。
「オフィス環境科学®」と題し、風水を取り入れたオフィスプランを提供している。風水といっても宗教的・占い的な発想のものではなく、人間工学や大脳生理学,、色彩心理学など、人間の「無意識」に語りかける効果を利用するものである。関根社長の言葉をかりれば、風水は蓄積された研究結果やノウハウから導き出された「合理的分析手法」ということである。
実際にあった例で、同社の手がけた会社で、劣悪な環境で仕事をしていた総務の人がいて、その環境に不満を持っていたという理由ではなく、退職願を出していた。ところが同社が環境整備を手がけ、オフィス環境が変わったところ、その人は退職願を取り下げ、逆に会社側からは「やめて欲しい」と思われるようなヤル気のなかった他の総務の人がやめていったという。
それが全て環境改善の効果と言い切れるかわけではないが、単純な話、働きやすい環境だと従業員のヤル気が出る、周りがヤル気のある人ばかりだとやる気のない人は自分が浮いてる気がしてやめたくなる。そういうものだろう。
同社の「オフィス環境科学®」とは、色、光、香り、音がもたらす効果を目的に応じてバランスよく配置したオフィスづくりのことである 。
続き→ 2、色、光、香、音の効果










